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私的ソウル名盤コレクション【 Soul Perfection Plus/Betty Harris 】

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やっぱり好きなのである。
私の中のディープソウル・サザンソウルクイーン。
Betty Harris 。

最近は昔聴いてたアルバムを聴き返したくなることが多く、収集癖のある私らしく愛しい収集物を愛でつつ、ええのお。などとため息をつきながら至福の時を過ごしております。
それでブログでもと思ったのですが、このアルバム、データにした後行方が分からない!
愛しの収集物を無くしてしまう私こそ私らしい...のですが、
詳細を書いていこうと思ったのに今回それは見送り。

彼女のアルバム、日本ではフルアルバムは発売されておらず、手に入るのは輸入盤リイシューのベストのみ。沢山の曲を聴くためには、いろんなベスト盤を集めてようやく重複していない音源を見つけるしかない。
【Soul Perfection Plus】はJubilee・Sansu・SSS Intに録音された1963年から1969年の音源。
まさにソウルミュージックが成熟してくる一番美味しい時期のアルバムなのである。
そして特筆すべきは、プロデュース陣。サザンソウル最重要人物Bert Berns 。そしてニューオリンズのキング、Allen Toussaint 。(他にもいたかも)

一曲目のCry to me。この曲は本当に沢山の人にカバーされているが、この曲は彼女のものだと思うほど、Burt Bernsとの相性が抜群。三連のリズムと厚めのコーラス、弦のアレンジ、ギターリフ、どっぷりいなたいスローなアフタービート、そしてこのサウンドが血液のように流れているであろうベティーの歌。
彼女の歌のリズムには、その土地の習慣や歴史まで感じさせてくれるような趣を感じるのである。
Betty Harris の魅力はまさにこれ。
His Kissという曲は、歌、演奏ともまさにサザンソウルのうまみが凝縮して詰まっているかのよう!
素晴らしや。

そしてAllen Toussaintとのコンビ。
実は私が初めてレコーディングした曲でもある、Lonely Hearts 。
これまた筆舌尽くしがたいいなたさ...(笑)
レコーディングの時、バンドでこの曲のリズムを再現しようと試みるも、その難しさに悶絶。
日本人だともたってしまうようなテンポとリズムなのです。これだけでも必聴の価値あり。
このリズムに私の大好きなAllen Toussaintの真骨頂とも言うべきホーンアレンジが加わるのだ。
嗚呼....!
スリーコードのブルース進行で展開していくこの曲は、いわゆる失恋ソングでサビにCry,Cry,Cryという歌詞があるのだが、そこで毎回絶叫するBetty。彼女はなぜか悲しい歌詞になると絶叫しているような気がするんだけど、その表現が私はなぜかツボなのだ。
There's a break in the roadはいわゆる一発モノのニューオリンズファンク。
歪むギターとホーンセクションの絡みが唯一無二のAllen Toussaint流ファンク!
Allen Toussaintプロデュースモノに外れなし!

このアルバムは完璧すぎて一曲ずつ書いていきたいくらいなんですが、百聞は一聴にしかず。
ディープソウルでしびれたい人へ。


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PROFILE

千賀有花(せんがゆか)

ソウル・リズムアンドブルース(R&B)・ブルース
シンガーソングライター
ボーカリスト(歌手)・作詞・作曲家。
1920年代〜70年代の黒人音楽を敬愛する【J-BLUES】提唱者。レディーブルースを盛り上げるために精力的に活動中。

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