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2012年2月の記事一覧

Live Review 5 【Betty Wright】

2012/02/29 00:42

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今日も寒かったねー。明日は雪!?
けどけど、寒さに負けず今日も行って参りました。
実は昨日今日のベティライトのライブ、仕事が入っていて行けないなぁ、と諦めていたんです。
でも今日は打ち合わせのみになり、時間はギリギリになるけど行けるかも!と思い開場時間が過ぎていたけど、会場に問い合わせたらまだ席がある!ということになり急遽予約したの!

本当に開演ギリギリに着いたのになんと「一番前の席空いてますよ」と言われ
迷わず行ったよねー。一番前!
うふふ、ベティーライトと握手しちゃった!!!



彼女は私の大好きなシンガーのうちの一人。曲も書いてる。
地声がすこしかすれている感じの哀愁のある渋い声で、リズムがまたいなたいのだ。
私声が高くて派手なシンガーよりもこういう人が好きなの。
シャウト系もメロウな曲もばっちり聴かせてくれる。
TK時代のサウンドはかなりお気に入り。
 
最近はThe Rootsとのコラボアルバムが出たばかりで、それがすこぶるいいアルバムだったので今回の来日は本当に嬉しかった!
Joss Stoneのプロデュースもばっちりだったよねー。

今日のバンドはドラム、ベース+シンセ 、パーカッション、ギター、エレピ、3コーラス。
私としては、ホーンセクションを入れてブリブリやってもらいたかったところ。

コーラス二人はベティーのお嬢様だったみたい。
なんかやっぱ声そっくりだったなー。
ステージでギャーっと歌うあんな人がお母さんなんてどんな気分なんだろう、などと妄想してしまった。いいなぁ。

出てきた一曲目で早速女性パート、男性パートにわけてのコールアンドレスポンス。
シャイな日本人オーディエンスを盛り上げてくれる。
曲中でもMCでも徹底的に客席に語りかけ、観客とステージとを繋いでいく。

歌はもうあのままですよ。あのまま。
CDで聴いていたとおりのふっとい声。
そしてやはり声のロウの成分が凄く強い。

ピッコロトーンのファルセットも今日は大サービス。

彼女と言えばやっぱり代表曲はClean Up Woman、とかTonight's the Nightで、今日はやらないだろうなーと思っていた曲 Shoorah Shoorah!
私の大好きな曲、そして今でも私がカバーしている曲!

ステージの中盤に大好きなShoorah Shoorah!を聴いて、私にとってはまさかのサプライズ!!!はあああ、また泣いちゃったよ。嬉しかった。
しかも彼女自身も好きな曲だと言っていたのがまた嬉しい!!!

そしてルーツとの新譜の中からも3曲やってくれた。
アルバムではラッパーのLil' Wayneが参加しているGrapes On a Vineでは、ベティーがキュートなラップを披露。
パーカッションを叩く場面もあった。
とにかく観客を楽しませる楽しい仕掛け満載。

ステージが終盤にさしかかると最初はコールアンドレスポンスにも応じることが出来なかったシャイな日本人オーディエンスも、Clean Up Womanで我慢できず立ち上がり踊り始める!

そしてJBメドレーが始まった頃には、オーディエンスの声がステージを包み、会場が一体に!!!
コレですよ、コレコレ。ライブの醍醐味。

すっかりシャイな日本人の心を鷲掴みにして思い切り盛り上げてくれた貫禄のベティー。
ステージが終わってもスタンディングオベーションの嵐。歓声と拍手は鳴り止まない。

そしてビルボードで初めて観るアンコール!

ああ、もう何も言うことなし!!!
最初から最後まで最高に楽しかった。


アンコールが終わって呆然とステージを眺めていると、パーカッションの下に今日のセットリストがあった。
目の前に今日のバンドのドラマーの人がいたので、いただけないかとお願いしたらウィンクをして快くプレゼントしてくれた!

それが下の写真!

帰ってから改めて見直すと抜けている曲も結構あるので、
ステージ上でセットリスト変えてたんだな、なんてしみじみ思いながら
まだ心地よいライブの余韻を楽しもうと思う。


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Live Review 4 【Bobby Womack】

2012/02/24 01:37

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おひさしぶりなブログ!
みんな元気!?


私のブログ記事最近ライブリビューが多くなってきたので、
タイトルを変えて更新していこうかと思います!
今年一年で何本リビューを書くことになるんだろう。。

他のリビューも気になるアーティストがいたらチェックしてみてね。

さてさて行ってきましたよ。ボビーウーマック。
問答無用ボビーウーマックですよ!
来日公演が決まったと聞いたときマジで鳥肌立ちましたから。


ジョニーテイラーが亡くなってしまった今、
私としてはサムクックの存在を感じさせる唯一無二のボーカリスト。


過去3回ほど来日しているようだが、今回は17年振りで私は初めて。
そして今回の来日はビルボート東京の2日間4ステージのみということもあって、
おそらく全国からこの2日間を楽しみにしていた人たちで満員だった。


バンドはホーンセクション、3コーラス、2キーボード、ギター、ベース、ドラムという、
ばっちりソウルのフルバンド。

なんとコーラスの一人はサムクックのお孫さんだった。


一曲目のインストからBreezinで飛ばしてくれる。
ヘビーで太いグルーブに場内の温度が一気に上がる。
こんな演奏で躍るのは最高に気持ちが良い。


ボビーウーマックは御年68。
真っ赤なスーツに真っ赤な帽子、手にはステッキ。
付き添いの方と一緒にステージに上がる。


もうあの声は聴けないのかと少し不安になるが、
一声聴いた瞬間にそんな不安は吹き飛んだ。
もちろん若い頃の突き刺すようなヤバイオーラとは違うのだが、
現役バリバリのやはりとんでもないシンガーなのである。


昔彼の歌をCDで聴いたとき、いったいこの人はどうやって声を出しているんだろう、
とよく思っていたものだ。
彼の歌声はメロディーを追うごとに幾たびも様々に、無限に表情を変える。

そして彼の歌には黒人音楽の要ともいうべき太く重いグルーブが流れ、
バンドのグルーブをまんま引っ張っていくのだ。
あのリズムときたら!一緒に歌おうとしてもついて行けないはずだ。。


ファルセットだけでも何通りの声があったか。
そしてあの奇跡のようなシャウト・・・!!!
この全てはごく自然な彼の曲の表現なのだ。

ああぁぁ、とんでもない。


曲中でもウェイダウンやエンディングのタイミング等、
バンドに指示する場面も多々あった。
これまで数え切れないステージを踏んできたであろう
とてつもない、壮絶なバックグラウンドを垣間見た気がした。


ライブが終盤にさしかかったとき、
サックスの人がボビーにもう時間だよ、というようなジェスチャーをする。
ボビーは手を横に振り、気にするな、俺は一晩中歌うよ。と笑ってみせた。
歌声を聴いて想像していた通りのヒップなコメントにとっても嬉しくて胸が熱くなった。


今日楽しみにしていた曲、Harry Hippie、Love Has Finally Come At Last、
Looking for loveもやってくれた!!!
そしてまさかのChenge is gonna come !!!!

ライブが終わって気づいてみれば、1時間半近く経っていた。
彼の言葉どうり私が今までビルボードで観たライブの中でも最長だった。


こんな幸せな時間をなんと表現すればいいのか。
音楽はやはり体感なのだと改めて感じた。

また元気に来日して素晴らしい歌を聴かせて欲しい。
本当にありがとう!!!!

PROFILE

千賀有花(せんがゆか)

ソウル・リズムアンドブルース(R&B)・ブルース
シンガーソングライター
ボーカリスト(歌手)・作詞・作曲家。
1920年代〜70年代の黒人音楽を敬愛する【J-BLUES】提唱者。レディーブルースを盛り上げるために精力的に活動中。

詳しいプロフィール

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